トーアコーヒー商会が歩んできた道
TOA COFFEE(トーアコーヒー商会)は、
最初から「特別なコンセプトを掲げたブランド」として生まれたわけではありません。
始まりは、一人の職人 中島氏 が立ち上げた、
喫茶店や飲食店にコーヒーを届けるための焙煎所・卸業 でした。
そこから時代が変わり、
いま私たちは、
「香りでつながる、やさしい時間」 を届けること
日常の一杯が、どこかで誰かの静かな支えになっていくこと
を目指すコーヒーブランドへと、歩みを進めています。
このページでは、
- どうやってトーアコーヒーが始まったのか
- なぜ今、「やさしさ」や「支え合い」と結びついたブランドを目指しているのか
その流れを、物語としてお伝えします。
1|始まりは、中島氏の「業務用コーヒー卸」から
トーアコーヒー商会の原点は、
創業者・中島氏が立ち上げた「業務用コーヒーの卸業」でした。
まだ「スペシャルティ」や「サードウェーブ」という言葉もない時代。
喫茶店・飲食店・事業所などにコーヒーを届けることが、
トーアコーヒーの主な仕事でした。
- 毎日のように焙煎機の前に立ち、豆を焼く
- 店の味に合わせてブレンドを調整する
- 「明日の朝には間に合うように」と配達に走る
そんな、BtoB(業務用)を中心とした“職人仕事の積み重ね”が、
トーアコーヒー商会の最初の時代でした。
この頃のトーアコーヒーは、
まだ「寄付」や「ギフトブランド」という言葉とは無縁。
ただまっすぐに、
「お店の一杯を支える裏方」としての役割を果たす存在だったのです。
2|時代の変化とともに見えてきた、新しい役割
時代が進むにつれ、コーヒーを取り巻く環境も大きく変わりました。
- 家でコーヒーを楽しむ人が増えたこと
- ネット通販やギフト需要が広がってきたこと
- カフェやベーカリー、サロンなど、新しい業態が増えてきたこと
「業務用コーヒー卸」が中心だったトーアコーヒーにも、
少しずつ変化の波が押し寄せてきます。
「お店だけでなく、一般のお客様にも届けたい」
「ギフトや通販でも、トーアのコーヒーを使ってもらえないだろうか」
そんな声が聞こえるようになり、
トーアコーヒーは “卸業中心の焙煎所” から “一般のお客様にも開かれた焙煎所” へと、
少しずつ舵を切り始めました。
3|バトンを受け取った、新しい世代の視点
時を経て、
トーアコーヒー商会は 有限会社UniArcs/藤井暢人 が引き継ぐことになりました。
藤井は、
「コーヒー」という仕事を通じて出会った多くのご家族・子どもたち、
そして身近な人の病の経験などを通して、こう考えるようになります。
「コーヒーは、ただの飲み物ではなく、
不安なとき、しんどいときに、そっと寄り添ってくれる存在でもある。」
「だったらこのコーヒーで、
もう一歩、誰かの力になれないだろうか。」
ここから、
“やさしさ” や “支え合い” をブランドの中心に据えた新しいステージ が始まっていきます。
4|ギフトというかたちで、「やさしさ」を包む
まず動き出したのは、ギフトのかたちづくりでした。
- 忙しい誰かをねぎらいたい
- 遠くにいる家族に「元気?」と声をかけたい
- うまく言葉にできない気持ちを、何かに託したい
そんなときに寄り添えるコーヒーギフトがあったなら——。
そんな思いから生まれたのが、
書籍型ギフト「やさしさの本」をはじめとした
TOA COFFEE のギフトシリーズです。
- やわらかい色合いと、静かな世界観のデザイン
- 誰に贈っても飲みやすい、やさしい味のブレンド
- 「やさしさ」をテーマにしたネーミングやテキスト
トーアコーヒーは、
もともとの “業務用コーヒー卸の技術” を土台にしながら、
“やさしさを贈るギフトブランド” としての顔 を持ち始めました。
5|日常の一杯が、静かな支えになる仕組みづくり
そして今、トーアコーヒーは
これまでの 「業務用コーヒーの焙煎所」 という役割に加えて、
日常の一杯や、誰かに贈るギフトが
そっと“支え”につながっていくあり方
を少しずつ形にしていこうとしています。
具体的には、
- 売上の一部を、病気と向き合う子どもたちやご家族の支援に充てていくこと
- その寄付の先や、どのように使われているのかを、できるかぎり丁寧に伝えていくこと
- 「買うこと」「贈ること」が、そのまま静かな応援になる流れを育てていくこと
こうした取り組みを、無理のない範囲から少しずつ広げている段階です。
まだ始まったばかりの、小さな試みです。
完璧な仕組みでも、大きな規模でもありません。
それでも、
「いつものコーヒーを選ぶこと」が、
そのまま誰かの静かな支えになっていく。
そんなささやかな循環を、
トーアコーヒーらしく育てていきたいと考えています。
6|これまでの土台を大切にしたまま、新しいページを書き加える
トーアコーヒー商会の歩みを振り返ると、
- 中島氏が始めた「業務用コーヒー卸」の時代
- 時代の変化とともに、一般のお客様やギフトにも広がっていく時代
- 「やさしさ」「寄付」と結びついたブランドをつくっていこうとする今
という、いくつかの「流れ」が見えてきます。
今、TOA COFFEE がしているのは、
過去をリセットしてしまうことではありません。
- 卸業として積み重ねてきた信頼と技術
- 長年お付き合いのあるお店との関係
- 毎日の“いつもの一杯”を支えてきた歴史
これらをちゃんと大切にしたまま、
「これまでの土台の上に、
もう少しだけ“やさしさの幅”を広げていく。」
そんな気持ちで、
新しいページを一枚ずつ書き加えている のが、今のTOA COFFEEです。
7|これから出会う “やさしさ” のために
これからのトーアコーヒーは、
- 卸業・業務用コーヒーとして、お店や事業者さまの一杯を支えながら
- ギフト・通販として、個人のお客様の暮らしに寄り添いながら
- 寄付型の取り組みとして、静かな支え合いを少しずつ形にしながら
その全部を含めて、
「やさしさが巡るコーヒーブランド」 を目指していきます。
まだ発展途上の物語ですが、
これから出会っていく “やさしさ” のかたちを、
一緒に育てていただけたらうれしく思います。
関連ページのご案内
TOA COFFEE の考え方や世界観を、
さらに知っていただけるページもご用意しています。
- ブランドコンセプト
… TOA COFFEE が大切にしている世界観・価値観 - やさしさの定義
… 私たちが考える「やさしさ」とは何か - 代表メッセージ
… バトンを受け取った世代からの想い - 会社情報(COMPANY)
… 創業・沿革・所在地などの基本情報
一杯のコーヒーが、
これからも長く、
誰かの「今日」にそっと寄り添えますように。
